らいと接骨院

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2020.04

14

04:56

姿勢について。

ニュース

姿勢について

 

不良姿勢について様々なタイプ分けがありますが、
下記のタイプ分けについて説明します。

 

ですが、その前に、、、

姿勢タイプによって、短く短縮している筋肉と長く伸張している筋肉があります。

筋肉には正常な長さがあります。

それは筋肉の起始と停止と呼ばれる、筋肉の始まりと終わりの場所が正常な位置にある必要があります。
筋肉は基本的に骨と骨を繋いでいます。

そのため、その骨の場所が正常でないと筋肉の長さは正常ではなくなってしまいます。

筋肉は伸びて、縮んでを繰り返して弾力を持っていますが、
不良姿勢により骨の位置関係が悪くなると、伸び縮みしづらくなる上に、
筋肉の長さが異常になってしまいます。

短くても長くても、動かされずに異常な長さのままでいると、
筋肉は伸び縮みできなくなり、固く固まってしまいます。

それが、また、動かしにくさや不良姿勢へと繋がることもあり、
負のループにはまってしまうのです。

姿勢のタイプごとに短くなっている筋肉と長くなっている筋肉を挙げていきます。

 

姿勢タイプ

 



・猫背タイプ(上位交差症候群)

いわゆる背中が丸くなっている猫背姿勢。
デスクワークが多かったり、スマホいじりなどで多くの方がこのタイプの姿勢になっていると考えられます。

最も分かりやすい特徴は、顔が前に出ていること。

横から見ると、耳が肩のラインよりも前にあります。

ただし、肩も一緒に丸まっている人も多いので、一見耳と肩が同じラインに見える場合もあります。そんなときは、壁にかかとをつけて立ってみましょう。背中が壁に当たっているのに、頭が壁に当たらない場合は猫背タイプです。

ひどい肩こりが起きたり、頭痛を発症しやすいです。
重症になると胸郭出口症候群となり、手にしびれが起きます。
また、足のむくみも起きやすいです。

短くなっている筋肉
●前脛骨筋、腓腹筋(上部)、ハムストリング(下部)、外側広筋、大腿筋膜張筋、腸腰筋、大殿筋
●脊柱起立筋(下部)、広背筋、大胸筋、小胸筋、前鋸筋、僧帽筋(上部)、肩甲挙筋
●胸鎖乳突筋、斜角筋(前部)、頚部伸筋群、咬筋

長くなっている筋肉

●ヒラメ筋、大腿四頭筋、内転筋、腸脛靭帯(下部)
●腹筋群、菱形筋、僧帽筋(下部)
●頚部屈筋群

 

・反り腰タイプ

女性に多く、特にハイヒールを履く人に見られる姿勢です。
あまり筋肉を使わずに立っています。腹筋が全くできないという方も、この姿勢に多いです。
よく背筋が伸びているというような良い姿勢のように思われがちですが、反り過ぎていることも、
実は不良姿勢です。

壁にかかとをつけて立ち、腰のすき間に手を入れてみましょう。ちょうど1枚分が理想的ですが、手がスカスカと入り、2枚以上のスペースがある場合は反り腰タイプです。

ひどい腰痛や肩こりが多く起こります。
背中の緊張がとても強く、前屈しにくくなります。
肋骨が飛び出してしまっている状態となります。

短くなっている筋肉
●前脛骨筋、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、内転筋、腸腰筋、腸脛靭帯
●脊柱起立筋、広背筋、菱形筋、僧帽筋(中・下部)
●胸鎖乳突筋、頚部屈筋群

長くなっている筋肉
●下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋
●腹直筋、大胸筋、小胸筋、前鋸筋、肩甲挙筋、僧帽筋(上部)
●頚部伸筋群

 

・背骨まっすぐタイプ(フラットバック)

背骨はキレイなS字カーブを描いた状態が最も理想的で、それにより負担を分散しています。
このタイプは、背骨がまっすぐになってしまい、特に腰が丸まっているのが特徴です。
おしりがたれてしまい、おしりと太ももの境がなくなってしまうことも多いです。

壁にかかとをつけて立った時、腰のすきまに手が全く入らない場合は、背骨まっすぐのフラットバックタイプです。

腰椎分離症や頚椎・腰椎ヘルニアなどになりやすく、背骨が重力の負担を分散できずにいることで、背骨自体の疾患がおおくなります。
前屈も後屈もしにくく、動きがすべて小さくなります。
歩くときに歩幅が狭くなり、疲れやすくなります。

短くなっている筋肉
●下腿三頭筋、ハムストリングス、内転筋、大殿筋、大腿筋膜張筋
●脊柱起立筋、腹筋群、大胸筋、小胸筋、前鋸筋、僧帽筋(下部)
●頚部伸筋群、胸鎖乳突筋

長くなっている筋肉
●前脛骨筋、大腿四頭筋、腸腰筋
●腹直筋(下部)、僧帽筋(上部)、肩甲挙筋
●頚部屈筋群

 

・胸下がりタイプ(スウェイバック)

このタイプは、横から見ると、胸(ろっ骨)が後ろにずれている姿勢です。
身長も低くなってしまいます。
背中が丸くなっている、いわゆるおばあちゃんのように見えます。
イスに浅く腰掛けて、背もたれに寄りかかることが多い人も、この姿勢になることが多いです。

壁にかかとをつけて立ち、背中が壁に当たってもおしりが当たらない場合、このタイプである可能性が高いです。

腰痛や背中の痛みが出やすくなります。
重心のかかり方から、膝への負担も多くなります。
無理に腰を反ろうとしたり、負荷がかかると圧迫骨折のリスクが高くなります。

短くなっている筋肉
●下腿三頭筋、ハムストリングス、内転筋、大殿筋、大腿筋膜張筋
●脊柱起立筋、大胸筋、小胸筋、前鋸筋、僧帽筋(下部)、広背筋、腹直筋(上部)、肩甲挙筋
●胸鎖乳突筋、頚部伸筋群

長くなっている筋肉
●前脛骨筋、大腿四頭筋、腸腰筋
●腹直筋(下部)、僧帽筋(中・上部)、菱形筋
●頚部屈筋群

 

痛みは姿勢と密接な関係にあります。

動きの悪さや癖、負担のかかる場所も姿勢によって決まります。

長年この姿勢だから、、、
今更、姿勢なんて、、、

と、諦めないでください。

的確にアプローチし、正しくトレーニングを行えば、必ず結果が出ます。

らいと整骨院で身体を変化させませんか?

一人一人に合わせて、段階的にプログラムを立て、姿勢を正していきます。

『動きやすく、疲れにくい身体』を目指しましょう。

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