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骨折について
転んで手をついたり、階段を踏み外して足を変についてしまったりと日常生活のなかでも思わぬ時に骨折は起こります。
転倒やぶつけたなどの他からの外力、交通事故など一度に大きな衝撃が加わり骨折する場合と、
小さな負荷が繰り返してかかることでも起こることがあります。
咳のし過ぎによって肋骨骨折、ゴルフのスウィングの繰り返しによる肋骨骨折、野球やサッカーなどを成長期に盛んにやり過ぎて腰椎分離症、野球肘を悪化させての離断性骨軟骨炎、ジャンプや走りすぎによる脛骨、腓骨、中足骨などの疲労骨折 等があります。
骨折は折れた部分がズレていれば、まずは整復を行います。
その後、一般的な骨折治療では、固定後に骨が自然に修復されるのを待ちます。
ですが、
「らいと整骨院」では自然に治癒されるよりも早く治るように超音波療法を行います。
超音波は骨の癒合を促進することがわかり、一日20分、治療器を骨折部にあてるだけで、骨が癒合するまでの日数を短縮することができます。
超音波治療法は、毎日一定時間、治療器を骨折部位にあてるだけなので、痛みや違和感を感じることはありません。
超音波で骨折が早く治る理由は・・・
超音波骨折治療法は、低出力超音波パルスという弱い超音波を利用しています。
非常に微弱な超音波を、連続的にではなく、患部へ断続的に照射し、細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。
骨は骨芽細胞と破骨細胞とがあり、常に新しい骨が作られ、古い骨が壊され、代謝しています。
その代謝を亢進させ、骨癒合に繋がるとされています。
超音波骨折治療法のメリット・・・
早い段階から超音波骨折治療を行えば、骨の癒合が早く進みます。
骨折が早く治れば、職場や学校への復帰、日常生活への復帰、スポーツの再開なども早期に実現できます。
また、治療期間が短くなることは医療費の抑制にもつながります。
このような理由からも、骨折の積極的な治療である超音波骨折治療法が注目されています。
超音波骨折治療法の使用について・・・
病院でも超音波骨折治療法は2012年4月から、「四肢(手足を含む)の観血的手術を行った場合」や「四肢(手足を含む)の難治性骨折」に、医療保険も使えるようになっています。
らいと整骨院では、超音波療法を1回500円で提供しています。
くっつきにくい骨折や手術をしてボルトなどで固定している場合はもちろん必要ですが、
その他、どんな骨折にも使用でき、指の骨折や肋骨骨折、完全な骨折でなくてもヒビが入ったという骨折でも効果があります。
プライトンやアルフェンス等の固定具、松葉杖なども備え、固定期間中の超音波療法が可能です。
また、固定後の拘縮や筋力の回復、可動域の獲得などのリハビリも行っています。
超音波療法は骨折治療のための超音波とは異なる強さを設定することもでき、それによって効能が変わります。
そのため、関節拘縮や筋肉の拘縮の緩和を目的としても活躍し、リハビリも率良く進みます。
受傷直後は、
アイシング、超音波療法、(マイクロカレント療法)、電気療法を行い、固定します。
患部の安静と腫れ・痛みを抑えます。
その後、
固定と骨折治療のための超音波療法を行い、骨の癒合を促進します。
それと同時に、患部の近くを手技により、できる限り固まらないようほぐし、電気療法により、血流を促します。
ご希望によって、患部外トレーニングなど可能なことを行います。
骨の癒合程度の経過によって、
骨折治療のための超音波療法を継続し、固定の強さを変えます。
可動域を回復させるように少しづつ動かします。弱った筋力を回復させるエクササイズを行います。
固定によって固まってしまった場所をほぐすための手技・超音波療法・電気療法を行います。
固定による固さや筋力低下をそのままにしておくと、かばって動かし(代償動作)てしまい、
その後の障害に繋がります。
正常に動かすことができるよう、丁寧にリハビリを進めていきます。
患部外トレーニングは引き続き、負荷を上げながら続けます。
骨の状態、痛み、可動域、筋力を総合的にみていきながら、治癒となります。
スポーツをする方やご希望により、日常生活以上の専門的なトレーニングを指導します。
狭いので走ったり、蹴ったり、投げたりまではできませんが、競技などによって必要な身体の動かし方や
体幹トレーニング、自重トレーニングを行います。
らいと整骨院の目標は、
ケガをしたら、レベルアップして復帰することです。
ケガをして落ち込むより、良いチャンスにして、自分の動き・身体を見直し、
それを修正する時間にしてレベルアップしましょう。